創立１３周年を迎えます

2006年6月30日にMEL School は東京三鷹の地に開校しました。

第1期生は今年26歳に。この機会に2019年までの１３年間を振り返ってみたいと思います。

開校当初から「英語でコミュニケーションを取れる力の育成」を目標に、英語を使う練習を積み重ねるスタイルのレッスンを行ってきましたが、多くの方にとってあまりピンとくるものではありませんでした。

MEL Schoolでは早ければ小学3年生から高校卒業をするまでに、じっくりと時間をかけ、大学での英語の授業や留学した際に英語でディスカッションやプレゼンテーションができる力をつけ、社会に出た時にも使える英語コミュニケーションを身につけることを目指しています。

2006年当時、そしてそれからしばらく経ってからも、英語といえば入試や試験対策の塾、または英会話スクールを思い浮かべるのが一般的で、実践的な英語力を育成することで、試験等にも実力で合格するというコンセプトをご理解いただくのに難しさを感じることも多々ありました。

そして週２回、私たちが最低限必要と思っている練習中心のレッスンに対し「英語にそこまでの時間をかけるのは」と思われる方も多かったようです。

そうしたなか、英語をきちんと身につけるには週２回のレッスンは必要、とお考えのご家庭のお子様、そして英語を話せるようになりたい、英語を得意にしたい、と思う生徒が６名集まりました。

彼らが努力してくれたお陰で英検やTOEIC, TOEFLなどの試験や学校の成績、大学入試、スピーチコンテストや短期留学での活躍などの成果がたくさん出てきました。

MEL生の英語力を間近でみて「どこで習っているの？」と尋ねる同級生が増えてくるなど、徐々に多くの生徒さんが門を叩いてくれるようになりました。

この13年でコースの再編や小学生の新クラスの追加、タブレットを使った学習の開始、夏のイベントなど様々なことに取り組んでまいりました。

2019年は新たにスクール公開を実施しました。多くの保護者がご参観され、たくさんのご意見を伺うことができ、嬉しく思っています。

そして今年からの一大イベントは9月に実施するスピーチコンテストです。

中学生クラスが対象のスピーチコンテストは三鷹産業プラザの大きな会場で実施します。日頃からプレゼンテーションの時間を設けていますが、クラスメート以外のたくさんの人の前で英語でプレゼンテーションを行います。ピアノにしても、バレエにしても発表会があるように、一年一年自分の成長を確認する場になって欲しいと心から願っています。

たった６名の生徒でスタートしたMEL Schoolには現在１００名を超える生徒さんが通ってきています。Primaryコース以上の生徒さんたちは毎週２回たくさん英語を使うレッスンに参加し日々成長しています。

6月以降、卒業生たちが就職が決まりその報告に来てくれることがありました。若い彼らの成長は眩しい限りです。そしてMEL Schoolのことを思い出し、節目節目に立ち寄り近況報告をしてくれるのは私たちにとって何よりも喜ばしいことです。（全ての苦労が吹き飛ぶ瞬間です！）

今はまだ小学生の生徒たちもあっというまに成長していきます。一番人生で変化の激しい時期を思い残すことなく過ごしてくれることを願っています。

保護者の皆様には週２回、子どもたちの機嫌が悪い時も、体調が優れない時も、励ましながら送り出していただき心より感謝いたします。

子どもたちが「MELで頑張ってよかった」と将来思えることを願いつつ、これからも精一杯の努力をしてまいります。

14年目もどうぞよろしくお願いいたします。