ある日のMELレッスンから#4

ＳＮＳを活用した

スピーディな相互学習

～Junior-1クラス（小学6年生・中学１年生対象）初めてのzoomレッスン・授業前半～

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夏休み明け最初のオンラインレッスンは、これまでの会議システムアプリに替えてZoomで行われました。オンラインレッスンでもペアワークをストレスなく行うためです。

画面に映し出されたビートルズの曲の歌詞を見ながら歌い、まずはウォーミングアップ。次に、夏休みの宿題を発表しました。『Grammar Starter (Oxford University Press) の教科書の会話文を完成させる問題の続きのストーリーを考えて書く』という課題です。夏休み中に、生徒たちは教育用SNSアプリを使ってストーリーを「投稿」という形で提出し、先生は添削して修正箇所を解説し「返信」していました。今日は、修正箇所を書き直した自分のストーリーを、みんなの前で発表します。

MEL School 三鷹のSNSを活用した学習法のメリットの１つは、課題を投稿して提出すると、一両日中に先生からの添削をスピーディに受け取れること。一生懸命取り組んだ課題を、次回のレッスン日まで待たずに確認・修正してもらえ、さらに「正しい文章を覚えて音読練習する」という次のステップまで進められるのです。

もう１つのメリットは、通常レッスンの中で、自分だけでなく他の生徒の文章や添削も確認できることです。これは、友達とノートを見せ合っているような感覚です。面と向かってノートを見せ合うのは恥ずかしい気がしますが、SNSだとそんな気遣いは無用。「最初の大文字を忘れちゃうって、あるよね！　私も気をつけなきゃ」「HeやSheで始まる文のとき、studyは、studysじゃなくてstudiesなんだ！ なるほど！」など、友達の添削からも学び、知識を増やしていくことができるのです。

生徒たちが一人ずつ夏休みの宿題を発表すると、先生は訂正箇所や間違いやすい表現を全員の前で説明します。各自の文章の良いところを指摘したうえで、”Good job!”, “Thank you!”, “Well done!” など、笑顔で褒めてもらえます。生徒たちも誇らしい気持ちになり、賞賛の英語表現も自然と覚えていきます。発表の後、「修正して書き直した文章をSNSに投稿し直す」という時間が、5分ほど設けられました。「修正して投稿」までが課題だったのですが、うっかり忘れてしまっている生徒も数人いたからです。「投稿まで終わっている人は、何度も音読して発音の練習をしながら覚えましょう」と先生。この5分が、課題を忘れていた生徒には挽回のチャンスとなり、終わっている生徒にも有意義な発音練習の時間となりました。生徒達の状況に合わせて随時、細やかな配慮がなされ、臨機応変にレッスンは進みます。

「MELでは、年間９６回のレッスンの積み重ねで、一人一人の学習の成果を上げていきます。伸びる時期に個人差もあるので、今日1日の成果だけに注目せず、*６～10年間の一貫教育の中で、成長のタイミングを見極め、見守りながらサポートしていきます。『今日はできなかったけど、そんな日もあるよね』と温かく受け止めてあげると、生徒たちも安心して、失敗を恐れず成長していきます」と先生。

集団レッスンで友達から多くの学びがあり、先生からは個別レッスンのような細やかなサポートを受けられるのが、MEL　Schoolの魅力だと改めて実感しました。

*６～10年間の一貫教育 MEL School 三鷹では小学校3年生から高校3年生までが学んでいます。小学生から学習を開始する生徒もいれば、中学から初めて本格的に英語の学習を開始する生徒、帰国生、英語が苦手だから、人前で話すのが苦手だからという生徒もいれば、英語が好きでさらに伸ばしたい、将来留学したい、得意科目にしたい、入試で武器にしたい、英検を取得したい、など学習開始の動機は様々です。

⇒授業後半の「初めてのペアワーク」の様子はこちらでご覧いただけます

MEL School 三鷹