ある日のMELレッスンから#5

ペアワークで学び合う
やりとりも in English！

～Junior-1クラス（小学6年生・中学１年生対象）初めてのzoomレッスン・授業後半～

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授業の後半は、『CDを聞いて音読の練習』という課題でした。ここから、オンラインレッスン初の 「ペアワーク」 がスタート。まず、先生が二人の生徒を指名して、テキストの会話文を二人の登場人物になりきって読んでもらいます。

「では、この要領で、今からペアに分かれて練習しましょう」と先生。ここからは、画面を「ブレイクアウトルーム」に切り替え、二人のペアになって、それぞれチームで練習を始めます。わからないことがあれば、画面上のボタンをタッチして、先生に助けを求めたり、質問することも可能です。

対面形式の授業で、「今から隣の人と5分間、一緒に会話練習をしてください。わからない人は手を挙げてくださいね」といったシチュエーションを、オンラインでも行うことができるのです。先生は各グループの練習をオンライン上で見守り、困っている様子があれば、それぞれの 「ブレイクアウトルーム」 に入って、サポートの声かけをします。先生が教室を歩き回って、生徒に声をかけるのと同じ状況です。

このような形で、会話の練習、単語や文章のテスト練習も、ペアワークの中で行われます。ペアワークでは、生徒Aが日本語で出題する先生役になり、生徒Bが回答を英語で発音、それを聞いて生徒Aが合っているか確認したり、間違っていたら直してあげます。ペアワーク前に全体での練習がありますが、お互いが先生役をすることで、正しい発音や言い方を確実に覚えないといけない、という気持ちで事前練習にも真剣味が増します。MEL School では「生徒同士のコミュニケーション」を効果的に使うことで集団だからこそできる集中した活動を行うことができます。

練習が進むにつれ、生徒同士の「じゃあ、私が日本語を読むね」「うん」などの会話に対して、先生から、「”I’ll say Japanese.” “OK.”　これも、英語でね」と、すかさずフォローが入ります。課題だけでなく、生徒同士や先生との日常会話もすべて英語で話せるよう、その都度シチュエーションに合った正しい英語を先生がインプットして、語彙や表現力をどんどん増やしていきます。「日常的に英語を使う」ためのトレーニングであり、MELならではの大きな特徴です。

“No Japanese” の指示で始まった最後のペアワークでは、生徒たちも一生懸命、”OK.” “I’ll say Japanese.” と習ったばかりの英語を積極的に使い始めました。友達が単語を間違えると、”It’s ‘popular’.” と正しい言葉を教え合っています。1回のレッスンの中で、なんと成長の早いことでしょう！

レッスンも最後になると、先生は生徒たちにすべて英語で説明していました。その後、日本語でもう一度同じ説明をする先生。「今聞き取れなかったけど、どういう意味なんだろう？」と思った生徒も、日本語の説明を聞いて「なるほど、そういう意味か」と、意味を補足し、理解できるのです。

「どんどん使っていると、自然に使える言葉が増えるし、さっと英語がでてくるようになりますよ」と先生。ペアワーク初日の今回は、やや恥ずかしそうにしながらも、”OK.” “Thank you.” などの簡単な英語を、自然に会話にとりいれられるようになっていました。今後の成長が楽しみですね。
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MEL School 三鷹