ある日のMELレッスンから #8

グループの中で自分の役割を考える

積極的なコミュニケーション

～Junior-1クラス（小学6年生・中学１年生対象）初めてのグループワーク・後半～

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授業の後半は、Grammarのテキストを使用して進行していきます。先生がテキストの一文を読み上げ、生徒を1人ずつ当ててReadingの練習です。アクセントや発音が違っていると、その場で正しい発音を先生が繰り返して、生徒はできるまで復唱します。前半のグループワークで集中力をかなり使ったせいか、目をこすったり、疲れた表情をする生徒も。「ちょっと疲れたかな。５分休憩しましょう。ストレッチをしたり、目が疲れた人はまばたきをすると良いそうですよ」と先生。休憩でリラックスして元気を取り戻した生徒たちは、また3人グループに分かれて練習です。会話文を、役を交代しながら順番に発音練習していきます。「時間は6分間です。“I’ll be Jenny. Can I go first? ” “Sure” “Go ahead.” と、自分から積極的に発言して、テキパキ練習してくださいね」。役決めに時間をかけていると、練習できなくなるので、生徒同士の相談も音読もスピードが求められます。

グループワークが始まると、司会を買って出たリーダー役の生徒が、進行に詰まって困った顔をしていていました。すると、一見おとなしそうな生徒がすかさず、「じゃあ、わたしが…I‘ll go first.」と発言しました。お互いの様子を見て自分の役割を考え、積極的にコミュニケーションをとっています。他のグループでも、「I’ll be 〇〇！」「I’ll be △△」と生徒が次々と名乗り出て、どんどん練習をこなしていきます。6分間練習が終わって、いよいよ発表になると、どの生徒も授業前半より自信をもった様子で、3人でリズムよく役になりきって発表していました。

最後は、単語と文章の発音練習です。先生が正しい発音を読み上げてやり方を説明すると、すぐにグループワークがスタート。一人が先生役となり日本語を言った後、他の二人を指名してそれぞれが発音していきます。先生役の生徒がリーダーシップをとって、先ほどよりもさらにスピードアップして、テンポよく進めていきました。

今回は、ビデオ鑑賞でブレイクする時間も設けられていました。先週、Junior 2（中学2年生のクラス）で行われた、プレゼンテーションコンテストの優勝作品動画を鑑賞したのです。昨年は三鷹産業プラザで行われたスピーチコンテストですが、今年はオンラインレッスンに切り替えていることから、ビデオコンテストを開催したそうです。生徒たちからはとても前向きなコメントが届きました。「最後に聞いたお姉さんのスピーチがとても素敵でした。ただ読んでいるだけでではなく、言葉に気持ちを込めて読んでいたので聞いててとても楽しかったです！ 私も早くやってみたいなぁと思いました。」「来年までにあんな風に自らのビデオを作るということができるか今から心配です。 でも頑張ります！！優勝したいです！」　ほんの一つ上の学年の生徒のビデオを見ることで、「自分もああなりたい！」という気持ちが刺激されたようでした。
※junior2（中学2年生）のビデオコンテストの様子はコチラ　

グループワークを取り入れた授業後半では、前半で学んだ言葉をすっかり使いこなし、「すべての会話をできるだけ英語で」というミッションに頭をフル回転させて、自分の使える英語で懸命に話している姿が印象的でした。

⇒ＭＥＬならではのグループワークのメリットについて、先生へのインタビューはこちら

MEL School 三鷹