2021年始まりの日に寄せて (2)

MEL School 三鷹

0422-27-5366

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2021年始まりの日に寄せて (2)

英語専門 MEL School 三鷹

2021/01/02 2021年始まりの日に寄せて (2)

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2021年に創立15周年を迎えるMEL School 三鷹。

「未来を生きる子どもたちに最適な学習体験を」第一に、カリキュラムを一新します。

「背景」「狙い」「成果」について順を追ってご説明いたします。

 

背景

2021年度から中学校3学年の教科書が一斉に変わります。これは2020年度から小学校で施行された新学習指導要領を受けてのものです。新中学3年生も含め、小学校3年生から4年間学校で英語指導があったという前提の教程に。小学校5−6年生での教科化を受けて、文字を習得しているという前提で中学の学習が始まり、旧指導要領の中学卒業時までの学習語彙数の目安1200語が最大で2500語まで引き上げられます。

小学校では英語での発表など「活動の成果」が評価の対象となります。つまり、「英語を使う」ことが求められます

中学での学習もそれを受け、英語を実際使ってみた上で、「文法」の種明かしをするという順番の教科書が作られています。

大学入試は今年から共通テストに。共通テストはリスニングとリーディングのみの出題で文法問題はありません。入試方式の多様化が進んでいて英検などの民間試験を用いた方式は多くの大学で取り入れられています。難解な文法や語彙を覚えて臨む「入試英語」という括り方は過去のものです。

コミュニケーションの環境も変化しています。SNSやYouTubeなどを通じ一般人から世界的なスターまで情報発信をしています。SNSを通じ国籍を問わず仕事のオファーが来る、というのは当たり前です。英語は誰にとってもコミュニケーションを取るためのツールなのです。

 

狙い

MEL School 三鷹ではこうした背景を踏まえ、Juniorコース(週2回)を小学5年生から開始できる4年間のコースに変更します。一番の狙いは小学校・中学校で「英語を得意科目にする」ことです。小学校3年生から学校で授業があるということは、ともすれば「ついていけなくなる」時期が早まります。英語は算数や国語と同じ扱いになるのです。積み重ねが大切な語学習得では学齢に応じた練習活動が欠かせません。逆に言えば「適切な練習活動」を積み重ねていけばその子その子の可能性を最大限まで引き上げることができます。

試験のために覚えた単語や文法は忘れるのも早いですが、じっくり使いながら身につける英語はMy Englishになります。

小学3年生(場合によっては2年生)から週1回のPrimaryコースで英語の基本である発音、そしてコミュニケーションへの前向きな態度を育て、小学5年生からは週2回のJuniorコースで本格的な練習活動へ。各自の適性と努力によってSeniorコースへ進む時期は最大で3年の違いが出ます。大切なのは高校卒業時にその子その子の100%の英語を身につけていること。

MEL Schoolの新カリキュラムは、生徒一人ひとりのペースに合わせたステップアップを可能にします。

 

成果

今回のカリキュラムに至るまでにこれまで実践してきたことを整理しました。まず「成果に結びつかないこと」を挙げます。

1. 文法や語彙の先取り学習 人間のコミュニケーションを担う言語という役割を考えると、文脈と十分な使用機会を欠いたまま文法と語彙を先行させる学習は無意味です。

2. 理解を超えたトピック 言語は「内容」を伝え合うためのものです。日本語でも理解できないテーマや話題は語学を身につけるには適当ではありません。

「成果に結びつくこと」

1. 生徒が自分の言葉として使う機会を与える(アウトプット)活動 

実際のコミュニケーションツールとして「内容」を伴った言語活動は達成感があり記憶に残ります。

2. 適切なフィードバック 

自分の伝えたいことを、理解したいことを正確にするためのフィードバックを適度に与えることで「次」につなげることができます。

 

こうした地道な学習を年間96回繰り返し行っていくことで、高校3年時に英検2級で2200以上のスコア、英検準1級の合格、TEAP300以上に達する生徒がほとんどです。4技能それぞれがあるレベル以上に達してはじめて可能になることです。ここ数年実践してきたアウトプット重視の成果に手応えを感じています。

 

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MEL School 三鷹
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