「CEFR」(Common European Framework of Reference for Languages)は、「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれる、言語能力の基準値で、このスコアは大学入試でも多く採用されています。英検やTOIEC等、他の検定試験のスコア比較の際に利用されることも多い枠組みです。このページでは、「CEFR-J」(日本人向けのCEFR指標)のレベルチェックテストを随時行うことができます。MELでは2021年度から、英検受検に加えて、「CEFR-J」機能を用いて定期的に4技能のレベル(A1~C2の6段階)を確認し、これまで以上に、さらに一人一人に合った細やかな指導を行っていきます。
教科書準拠のAIアプリで予習復習
リスニング、スピーキング練習もバッチリ
今回は、2021年度から導入されるAI教材「ELST」と、その活用法についてご紹介します。
1200語から最大2500語に増えた中学教科書の扱い語彙数、今までほとんど重視されてこなかったスピーキングやリスニング力の強化。教科書改訂により、中学校の学習内容は大幅に増えるにも関わらず授業数はそのままです。いかに無理なく楽しみながら、毎日コツコツ家庭学習を続けられるかが、英語を得意科目とするためのカギとなります。
そこで、2021年度よりMEL Schoolの中学生対象のJunior2, 3, 4クラスで導入されるのが、AI教材「ELST®」(English Listening & Speaking Testing)です。一度体験してみると、実は大人でも楽しくてハマってしまうアプリ教材です!
↑ELSTのTOP画面。タブレットやスマホ、PCで利用可能なAI教材アプリ。
多くの機能があるのですが、今回はMELでメインに活用する「2つの機能」について、ご紹介します。
生徒の中学校の検定教科書を登録することができ、各校の教科書に合わせた単語学習、音読練習(スピーキング、リスニング)、などに取り組むことができます。その日に学校で取り組んだ範囲を、毎日ELST教材で復習(予習)することがMELの宿題になります。各自の取り組みを先生がチェックできるので、宿題に関しても細やかなアドバイスが受けられます。毎日の学習習慣を身に着ける宿題用ツールとして活用し、学校のテストの得点アップにもつながります。
(小学生は「ELST® Elementary」を使用します)
(1)「教科書ページ」で学校の予習復習
↑教科書ページ内の「教科書モード」では、教科書の新出単語、教科書本文やキーセンテンスの意味の確認や発音練習など、「聞く」「音読」の練習ができます。日本語訳もついていて、表示の有無を選べるので、「英→和」「和->英」の練習も簡単にすることができます。
↑「学習モード」では語彙や文法の穴埋め、並べ替え、和文英訳(タイプして入力)など実際の定期テストで出題されるような問題を練習できます。
このAI教材の楽しさの一つに「スピーキングの自動採点システム」があります。ネイティブの発音を聞いてから、音声ボタンを押して発音練習します。発音やイントネーションの正確性によって、<赤><黄色><緑>と単語ごとに色分けされ、点数が表示されます。発音が正しくないと<赤>」、あともう少しだと<黄色>、うまく発音できていれば<緑>、というように一目でわかります。「<緑>になるまで練習したい!」と、何度も音源を再生して確認し、言い直したくなります。まさに、ゲーム感覚でついつい練習に熱中してしまい、楽しみながら発音練習ができるのが特徴です。
また、単語学習として、意味を選択肢から選ぶ問題もあり、こちらもゲーム感覚で楽しく取り組めるので、毎日の負担にはなりません。うろ覚えで意味を書くのはハードルが高い生徒でも、選択肢から推測して回答できるので、最初は気楽に取り組むことができます。何回も取り組むうちに反射的に意味が答えられるようにもなります。シンプルですが、「あと3問だったのに!」「全問正解できた!」など、達成感が得られやすく、少しずつ難易度が上がる問題に挑戦できる仕組みになっています。
(2)「CEFR-J」ページで4技能のレベルチェック
「CEFR」(Common European Framework of Reference for Languages)は、「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれる、言語能力の基準値で、このスコアは大学入試でも多く採用されています。英検やTOIEC等、他の検定試験のスコア比較の際に利用されることも多い枠組みです。このページでは、「CEFR-J」(日本人向けのCEFR指標)のレベルチェックテストを随時行うことができます。MELでは2021年度から、英検受検に加えて、「CEFR-J」機能を用いて定期的に4技能のレベル(A1~C2の6段階)を確認し、これまで以上に、さらに一人一人に合った細やかな指導を行っていきます。
CEFRについて詳しくはこちら
以上2点の活用法について今回はご紹介しました。MELでは他にもレッスン中の課題として、英検の対策としても活用していく予定だそうです。
Junior-3, 4クラス(主に中学2-3年生対象のクラス)では、3月15日から「ELST®」を用いた授業が開始します。1月に英検を受けられなかった生徒たちも、この「CEFR-J」で4技能の習熟度チェックを行うことができます。タブレットやPCを用いて自宅で行うことができ、先生がリアルタイムでその成績を把握できるので、コロナ渦で英検が受けられない生徒も、自宅で安全に習熟度を測ることができます。
今後4月からは、通塾とオンラインのハイブリッドレッスンを予定していますが、感染状況によってオンラインのみになった場合でも、英検のスコアと比較できるCEFR-Jのスコアを常にチェックできるので、学びを止めることなく継続できる万全の態勢で、新学期を迎えます。
⇒AI教材「ELST」について#2はこちら
⇒「2021年度生オンライン説明会」の日程は、こちらをご覧ください。
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