“目・手・口・耳”を使って覚えよう！
頭と体をフル活用！英単語カンペキ暗記法

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新学期に最も大切なこと、それは「学習習慣の定着」です。なかでも、中間テストまでにマスターしておきたいのが「英単語の暗記法」です。Junior-2クラスでは、4回目のレッスンから「10問英単語テスト」が始まりました。評価でAが取れなかった生徒は、5回目のレッスン前の＜サポートタイム＞で補習を行いました。補習と言っても「再テスト」ではなく「英単語の覚え方のコツ」を、丁寧に先生が解説してくれるのです。英単語テストは、英語を初めて習う生徒や、覚えるのが苦手な生徒にとっては、毎年大きなハードルなのだと先生は言います。

「英単語を覚えられない生徒は、練習方法がわかっていないことが多いのです。＜単語を眺めただけ＞、＜一度書いてみただけ＞という生徒も『がんばって練習したのに覚えられない』と言います。4月からテストをするのは早いと思われるかもしれませんが、まず失敗も経験した上で、その悔しさをバネに、日々の練習が不可欠なことを自覚してもらいます」。中学生になったばかりの生徒に、「覚えなさい」だけでは難しいことがほとんどです。大事なのは「どうしたら覚えられるか」を教えること。学校の小テストや中間テストで英単語に苦手意識を持ってしまう前に、覚え方をしっかり指導します。

「最も効率の良い勉強法は、毎日の生活習慣に短時間でも英単語学習を取り入れることです。目・手・耳・口を使って毎日練習すれば覚えられるという自信を持って、学校のテストにも挑んでほしいと思います」。

補習を受ける数人の生徒たちがサポートタイムに入室すると、先生は「Happy」の単語の覚え方について具体的に説明し、全員で英単語の暗記練習を始めました。
「H(エイチ）-A（エイ）-P（ピー）-P（ピー）-Y（ワイ）　HAPPY、と言いながら、1行に3回以上書いて練習しましょうね。声に出してアルファベットのつづりと発音を言いながら練習すると、しっかり覚えられますよ」。
みんな一緒に練習が始まると、生徒たちは各自ブツブツ声に出して書いています。頭と体をフル活用して、集中して覚えることに精を出す生徒たち。

小6～中１の多くの保護者の方から「何度も書いて覚えなさい、といってもやらないんです」いう相談を長年受けてきて、指導方法を試行錯誤してきたという先生。
「生徒たちにとって初めて目にする単語を、地道にコツコツ練習する習慣は、やりなさいと言ってすぐにできるものではありません。英単語練習は＜地道な努力の積み重ね＞だということを、クラスメートと共に経験し、体で覚えていきます。指導する側はアルファベットという新しい文字の組み合わせである英単語を覚えるのは簡単ではないことを理解することも大切です」。

単語練習のほか、「基礎英語のテキストの書き写し」も同様で、レッスンの最後に必ず「スペルを言いながら書き写す」という演習に取り組んでいます。毎回先生は「前回より早くなったね」と、生徒たちの努力を労いながら、やる気を育てています。地道な筆写練習も日々の習慣になってしまえば、意外にストレスなく続けられるものです。そして、「地道な努力の積み重ね」は、次回のテスト結果に必ず現れます。クラスがスタートしてから約1か月で、単語練習やテキストの音読筆写という地道な日々の練習が、生徒たちにほぼ定着しつつあります。

次のレッスンでは、前回まで10問中2～３問しか正解していなかった生徒も、全問正解、または、ちょっとしたミスで惜しくも9問、という結果を出せるようになっていました。
その惜しいミスとは…単語は覚えていても、ｂとｄを書き間違えるという生徒もいます。失敗も記憶を定着させるためには重要な経験です。「せっかくつづりは覚えたのに悔しい！」「ｂとｄは似ていて間違えやすいから気を付けなきゃ」と、何度も失敗しては、「縦棒から書くのがｂ、丸い部分から書くのがｄ」と、先生に言われた書き順をぶつぶつ言いながら指を動かし、ひたすら覚えることに集中します。

「地道な努力の繰り返しでしか何かを身につけることはできません。でも、努力は決して裏切りません。必ず覚えられるようになりますよ」先生は毎回こうやって生徒たちを励まします。丁寧なMELの指導法は、どんな生徒も着実に伸びていきます。毎回のレッスンで生徒たちは、確実に一歩一歩成長していきます。

「毎年、4月～5月の新中学生は学習、友人関係、部活など新しいことばかりで、心身共に疲れている生徒が多いのです。家庭では睡眠時間や食事をしっかりとると共に、リラックスしてのんびりする時間も、ぜひ予定に組み込んでほしいと思います」。

学習習慣の定着のために、もう一つ大切なこと。それは「自己スケジュール管理」です。忙しい生徒がメリハリのある学習習慣を定着させるために不可欠な「スケジュール管理法」についても、MELでは指導しています。

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