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「国語専門MJコース」始動!#2
AI翻訳しても正しく伝わる
「論理的な日本語」で 自分の「考え」や「気持ち」を言葉にしよう
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前回に引き続き、新規開校の「国語専門MJコース」について、MEL School代表の浅井利和子先生とMJコース特別専任講師の狩野みき先生(プロフィールはこちら)にお話を伺いました。
「グローバルな日本語」を身につけるための小中高生向け国語コース。
「考える力」「探究する力」「読む力」「理解する力」「伝える力」「やり取りする力」を育成します。
グローバル化がますます進み、誰もが世界に向けて発信できる今、「与えられたものを理解する」だけの国語教育を超える「言葉の教育」が必要です。あいまいな言葉はあいまいな思考・あいまいなコミュニケーションしか生みません。新聞や文学作品を用い「常識、情報、知識、語彙」を身につけることはもちろん、素材を吟味し自分に取り込み、主体的に考え、伝える力を養います。
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Q 日本の子どもたちの「日本語力」の課題について、どのようにお考えでしょうか? 狩野:中学生の頃から海外生活が長く、日本語と英語のはざまで生きてきたので、早くから世界の文化に触れるとともに、「日本語の特殊性」というものを思い知らされてもきました。日本語は主語がなくても成立するし、曖昧な部分が多い言語です。日本の子どもたちがこの「特殊性」に気づくことができれば、将来グローバル社会に出たときに違和感や不便さを感じずに済むと思うのです。
ただ、それは単純に「あなたの言った文には主語がないよ」と子どもに指摘することではありません。例えば、自分の感情を伝えてより良い関係を築くためのコミュニケーションにするには、「ムカつく」だけでは足りません。「何にムカつくの?」「どうしてムカつくの?」と問うことで、その感情を具体的な「言葉」に置き換え、理屈として整理していきます。すると、自分の中でまだ言語化できない曖昧な「潜在的な考えや気持ち」に気づいていきます。こうした体験を積み重ねることで、日本という「井の中」の蛙ではわからない、日本語の「曖昧さ」に気づくことが、論理的な日本語を使う第一歩だと考えています。
Q. MJの目指す「グローバルな日本語」について、教えてください。 浅井:MELのレッスンでは、生徒たちがスピーチ原稿を書く時には、習った英単語と文法を使って、英語で文章を考えるように教えています。今は便利な時代なので、時々AI翻訳を使う生徒もいますが、AIの原稿は一目でわかります。習ったことのない英単語が使われていたり、ちぐはぐな表現があったりなど文脈の整った文章として成立していないのです。日本語で書いた文章が論理的に構成されていないと、AI翻訳を使っても正しく翻訳されず、意図が伝わりません。考えたことを「曖昧な日本語」のまま英語に翻訳するのではなく、まず、文脈や構成を整えた「具体的な日本語」に置き換えることが必要なんです。
日本人として生まれて、意識せず日本語を使っている私たちですが、「具体的で論理的な日本語」を使いこなすには、訓練が必要です。そして、「論理的な日本語」を使えば、文化や国籍の異なる相手にも「考え」や「気持ち」をきちんと伝えることができます。
プレゼンテーション、受験時の面接や口頭試問、社会に出てからのコミュニケーションは「なんとなく察してほしい」では済みません。「論理的な日本語」を使う訓練を続けることで、「論理的思考力」が育ち、自己表現力が身につくのです。それこそが国境を超えて通じる「グローバルな日本語」の力だと考えています。
NEXT➡グローバル社会で「言葉の責任」は誰がとる? 「伝える人」の英語 vs. 「聞く人」の日本語
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自分の「考え」や「気持ち」を言葉にしよう
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前回に引き続き、新規開校の「国語専門MJコース」について、MEL School代表の浅井利和子先生とMJコース特別専任講師の狩野みき先生(プロフィールはこちら)にお話を伺いました。
国語専門MJコースとは?
「グローバルな日本語」を身につけるための小中高生向け国語コース。
「考える力」「探究する力」「読む力」「理解する力」「伝える力」「やり取りする力」を育成します。
グローバル化がますます進み、誰もが世界に向けて発信できる今、「与えられたものを理解する」だけの国語教育を超える「言葉の教育」が必要です。あいまいな言葉はあいまいな思考・あいまいなコミュニケーションしか生みません。新聞や文学作品を用い「常識、情報、知識、語彙」を身につけることはもちろん、素材を吟味し自分に取り込み、主体的に考え、伝える力を養います。
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(2)子どもの「潜在的な言葉」を「論理的な日本語」に変換して「思考の整理」をサポート
Q 日本の子どもたちの「日本語力」の課題について、どのようにお考えでしょうか?
狩野:中学生の頃から海外生活が長く、日本語と英語のはざまで生きてきたので、早くから世界の文化に触れるとともに、「日本語の特殊性」というものを思い知らされてもきました。日本語は主語がなくても成立するし、曖昧な部分が多い言語です。日本の子どもたちがこの「特殊性」に気づくことができれば、将来グローバル社会に出たときに違和感や不便さを感じずに済むと思うのです。
ただ、それは単純に「あなたの言った文には主語がないよ」と子どもに指摘することではありません。例えば、自分の感情を伝えてより良い関係を築くためのコミュニケーションにするには、「ムカつく」だけでは足りません。「何にムカつくの?」「どうしてムカつくの?」と問うことで、その感情を具体的な「言葉」に置き換え、理屈として整理していきます。すると、自分の中でまだ言語化できない曖昧な「潜在的な考えや気持ち」に気づいていきます。こうした体験を積み重ねることで、日本という「井の中」の蛙ではわからない、日本語の「曖昧さ」に気づくことが、論理的な日本語を使う第一歩だと考えています。
Q. MJの目指す「グローバルな日本語」について、教えてください。
浅井:MELのレッスンでは、生徒たちがスピーチ原稿を書く時には、習った英単語と文法を使って、英語で文章を考えるように教えています。今は便利な時代なので、時々AI翻訳を使う生徒もいますが、AIの原稿は一目でわかります。習ったことのない英単語が使われていたり、ちぐはぐな表現があったりなど文脈の整った文章として成立していないのです。日本語で書いた文章が論理的に構成されていないと、AI翻訳を使っても正しく翻訳されず、意図が伝わりません。考えたことを「曖昧な日本語」のまま英語に翻訳するのではなく、まず、文脈や構成を整えた「具体的な日本語」に置き換えることが必要なんです。
日本人として生まれて、意識せず日本語を使っている私たちですが、「具体的で論理的な日本語」を使いこなすには、訓練が必要です。そして、「論理的な日本語」を使えば、文化や国籍の異なる相手にも「考え」や「気持ち」をきちんと伝えることができます。
プレゼンテーション、受験時の面接や口頭試問、社会に出てからのコミュニケーションは「なんとなく察してほしい」では済みません。「論理的な日本語」を使う訓練を続けることで、「論理的思考力」が育ち、自己表現力が身につくのです。それこそが国境を超えて通じる「グローバルな日本語」の力だと考えています。
NEXT➡グローバル社会で「言葉の責任」は誰がとる? 「伝える人」の英語 vs. 「聞く人」の日本語
MEL Schoolで一緒に学びをスタートしたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
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