「国語専門MJコース」始動!#3

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「国語専門MJコース」始動!#3

英語専門 MEL School 三鷹

2021/11/01 「国語専門MJコース」始動!#3

「受信者責任」「発信者責任」とは?

言葉を取り巻く文化の違いから
「グローバルな日本語」を考える

 

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前回に引き続き、新規開校の「国語専門MJコース」について、MEL School代表の浅井利和子先生とMJコース特別専任講師の狩野みき先生(プロフィールはこちら)にお話を伺いました。

 

国語専門MJコースとは?

「グローバルな日本語」を身につけるための小中高生向け国語コース。

「考える力」「探究する力」「読む力」「理解する力」「伝える力」「やり取りする力」を育成します。

グローバル化がますます進み、誰もが世界に向けて発信できる今、「与えられたものを理解する」だけの国語教育を超える「言葉の教育」が必要です。あいまいな言葉はあいまいな思考・あいまいなコミュニケーションしか生みません。新聞や文学作品を用い「常識、情報、知識、語彙」を身につけることはもちろん、素材を吟味し自分に取り込み、主体的に考え、伝える力を養います。

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(3)価値観や文化の違う相手にも「伝わる言葉」で異文化コミュニケーション力を高めよう

Q グローバル社会でぶつかる「言葉の壁」とは、実際にはどんなものでしょうか?
狩野:グローバル社会になった今、国境を越えてビジネスをする中で「異文化間のコミュニケーション」が、大きな課題となっています。この問題は、異文化コミュニケーションの研究者エリン・メイヤー教授が、著書『THE CLUTURE MAP(異文化理解力)』でも明言しています。
例えば、日本やブラジルのように「常識・価値観・前提条件」などを多く共有している(high context)国では、会話で「空気を読む」「忖度する」「行間を読む」ことが、「聞き手・読み手(受信者)」に求められます。一方、アメリカやオランダなど「価値観の共有が少ない」(low context)国では、「わかりやすく端的な表現で正確に伝える」ことが「話し手・書き手(発信者)」が、求められます。
多国籍の人々がコミュニケーションする場合、互いに共有している文化や共通認識が少ないため、「相手を察する」ことはほぼ不可能です。わかりやすいように話す順番を考え、相手に伝わるように言葉を尽くします。いかに自分が言いたいことを相手に誤解なく伝えるか、言葉の発信者が汗をかいて考えなければ、異文化交流の土俵に立つこともできません。文化の違う人と話す時に、「和を以て貴しとなす」と発言して、意味を察してくださいと言っても通じないのです。「言葉の壁」は、AI翻訳機が発達しただけでは超えることはできません。母国語で「誰が聞いてもわかる言葉選びや話し方」で入力しないと、こちらの意図を相手に正確に伝えることはできないのです。だからこそ、行間の意味も正確に言語化して伝える「グローバルな日本語」を学ぶことが、これからグローバル社会を生きていく子どもたちに、何よりも必要なのです。

 

Q. 相手に正確に伝わる「グローバルな日本語」とは?
浅井:「グローバルな日本語」とは、相手の立場で考えて意図が伝わる言葉で、どんな言語に翻訳しても通じる、論理的で簡潔な日本語です。MEL Schoolで生徒の英作文を読んでいると、時々、訂正しようのない英文が出てきます。日本語に直しても意味がわからないので、生徒に「これは、どういうことかな?」「何を伝えたいのかな?」と尋ねて真意を聞き出し、誰が聞いてもわかる日本語に置きかえます。英語に翻訳できる「中間日本語」にするわけです。

生徒たちには日ごろから、和英辞典やAI翻訳を使わず、「言いたいことを、習った言葉で言い換えてみましょう」と指導しています。それは、単に日本語を英語に置き換える作業ではなく、言いたいことをできるだけ具体的にイメージし、自分が自信を持って使える英語表現を当てはめていく作業です。

論理的に明快な「グローバルな日本語」が使えれば、そうした作業がスムーズにできるので、自然な英語が書けるようになります。
アフターコロナの時代は、価値観や常識も大きく変化し、バーチャルな環境での学習や仕事も増えていきます。居場所が異なっても真意が通じる「発信者の責任」が、日本社会でも問われるようになっていきます。子どもたちには、周りに忖度して遠慮したり、間違いを恐れて黙り込むのではなく、自分の考えを堂々と話し、円滑なコミュニケーションが取れるようになってほしいと思います。


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