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新中学1年「春季特別レッスン」に潜入！#5

～”ロールプレイ”で中学校の授業のリハーサル

 

#4はこちら

 

MEL Schoolでは、新中学1年生の英語初心者を対象とした「春季特別レッスン」が遂にスタートしました。今回は、第２回目のレッスンの様子をレポートします。

➡新中学1年生対象「Junior-2クラス」の体験レッスンとして「春季特別レッスン」を受講されたい方は、こちらへお問い合わせください。

（～3/24まで。毎週月・木。zoomでのオンラインレッスン。）

 

●「名前のつづりを伝える会話練習」でレッスンの総仕上げ

アルファベットの発音、固有名詞のローマ字表記のレッスンを受けた生徒たち。最後は、この二つを使って覚える実践練習です。ロールプレイで「ローマ字表記の名前を口頭で伝える会話練習」を行います。オリジナルテキスト『Bridge Work Starter』を開いて会話の例文を見せて先生は言います。

「Look at the example. Any volunteers？ 誰か二人、例文を読んでくれる人！」率先して手を挙げる生徒二人をあてると、「Turn on your microphones. （zoomの）マイクをオンにして、二人で会話文を読んで下さい」。

 

A: I’m Rina.  R-I-N-A.

B: Oh, you’re Rina.  R-I-N-A.  I’m Kotaro.  K-O-T-A-R-O.

A: You’re Kotaro.  K-O-T-A-R-O.

 

「Thank you!  では順番に、例文のように最初の人が自分の名前を言って、次の人は名前をリピートしましょう。最後に、名前をテキストに書き込んで下さいね。まず、先生から行きますね。」

先生：　I’m Towako. T-O-W-A-K-O.

生徒全員：　Oh, you’re Towako. T-O-W-A-K-O.

テキストを見ながら言う生徒たちに、「Look up!　前を見て。テキストを見ないで、聞いたままリピートしてね」。

 

MEL Schoolでの会話練習は、必ず相手の顔を見て話すことを徹底しています。コミュニケーションは相手の目を見て伝わるように話すことが基本です。間違っても言い直せばいいのです。先生はゆっくりとお手本を読み上げます。言い終わると、全員が名前のスペリングをテキストに書き込みます。

 

「次に言ってくれる人！」というと手が挙がり、自分の名前をローマ字つづりで伝えます。

生徒A　：　I’m Yuka. Y-U-K-A.”

生徒全員：Oh, you’re Yuka. Y-U-K-A.

一人ずつ、次々とロールプレイをしながら発音し、全員がそれを復唱します。テキストのページにクラスメートの名前を書き込んでいきます。全員が言い終わると、先生から新たな課題が。

 

「では、名前を書き込んだページを今から写真に撮って、edmodo（教育用SNS）に投稿してください。投稿方法がわからない人は、聞いてくださいね」。

 

先生は写真の撮り方や投稿方法まで、わからない生徒には一人ずつ丁寧に説明します。投稿が終わるとレッスン終了です。先生は名前のスペリングが正しくできているか確認して、次のレッスンまでに、すべての生徒にフィードバックをedmodoに投稿します。

 

このロールプレイでは、アルファベットの発音が正確に言えないと正しいつづりが伝わりません。レッスン前半で練習した発音練習のおかげで、みんな自信を持って伝えることができたようです。

 

中学校に入ると、多くの学校では最初に自己紹介のプレゼンテーションがあります。自分の名前とローマ字つづり、年齢、住んでいる場所などを伝えます。春期講習で「自己紹介のリハーサル」をしておくことで、自信を持って1学期をスタートできそうです。

 

勉強は、学校では単語や表現などを教わり、自宅で復習し定着していきます。しかし、「実際の英語のコミュニケーション」は、なかなか一人では練習できません。MELでは1対1のロールプレイによる実践練習で、最初は言葉に詰まったり、言い間違えたりしながら、少しずつ言えるようになっていきます。こうして使って覚える経験を重ねることで、やがて頭で考えたことが英語で言えるようになるのです。

 

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