「それでは……Let‘s listen to the story. Please write the important points about the story. 聞き終わったら、要点をチャットに投稿します」と先生。生徒たちは英文を聞きながら、大切な単語を聞き落とさないように、要点メモを取っています。Junior-2の頃は日本語でメモを取り、日本語で要点を文章にして投稿していました。その積み重ねがあってJunior-3の今では、英語でメモをとって英文で投稿できるようになってきました。リスニングが終わると、メモした内容を見ながらzoomのチャットルームに全員が次々に投稿していきます。先生が補足を加えながら、全員で英語で内容をまとめていきます。
Step 3 質問の答えを探しながらリスニング
「Please write down the question. Why is he nervous? リスニングの後、この答えを英語で説明してくださいね」。
英文の「内容」を英語で伝えよう!
リテリング<Retelling>レッスン
今月はMEL SchoolのJunior-3(中学1~2年生対象)クラスで行われている<リテリング>(Retelling 自分の言葉で内容を説明する)のレッスンをご紹介します。このクラスでは毎回、「中学生の基礎英語レベル1」をテキストに用いて、自分なりに本文の内容を英語で説明するトレーニングを行っています。★2022年度の新カリキュラムについてはこちら
Step 1 絵を見て英語で説明
<中学生の基礎英語>のイラストを見て、先生が内容を日本語で説明しています。「あかねが自分の記事について、心とリアムに話しているところですね」と先生。「では英語で言ってみましょう」。生徒が言葉に詰まっていると、先生は少しずつヒントを出していきます。
先生「あかねが話しています」
—生徒「Akane is talking……」
先生「about……。彼女の記事について…」
—生徒「about her article…」
先生「to……。心とリアムに。」
—生徒「to Shin and Liam.」
先生「OK!では、つなげて言ってみましょう。」
……生徒 “Akane is talking about her article to Shin and Liam.”
先生「Good!」
まずは、本文の大まかな内容を日本語で言語化し、生徒に英語に言い換えさせることで、英語でのリテリングの練習をします。
Step 2 要点をメモしながらリスニング➡チャットに投稿
「それでは……Let‘s listen to the story. Please write the important points about the story. 聞き終わったら、要点をチャットに投稿します」と先生。生徒たちは英文を聞きながら、大切な単語を聞き落とさないように、要点メモを取っています。Junior-2の頃は日本語でメモを取り、日本語で要点を文章にして投稿していました。その積み重ねがあってJunior-3の今では、英語でメモをとって英文で投稿できるようになってきました。リスニングが終わると、メモした内容を見ながらzoomのチャットルームに全員が次々に投稿していきます。先生が補足を加えながら、全員で英語で内容をまとめていきます。
Step 3 質問の答えを探しながらリスニング
「Please write down the question. Why is he nervous? リスニングの後、この答えを英語で説明してくださいね」。
Junior-2の途中から質問はディクテーションさせます。先生がzoomのホワイトボードに提示することもできますが、質問を正確に聞き取って書き取ることも良いトレーニングになるからです。生徒を指名し書き取った質問を読んでもらい正しく書き取れているか確認し、「質問を説明するための言葉を探すことに的を絞った」リスニング練習をします。
Step 4 質問の内容に沿って説明する
「Who wants to try? 答えてみたい人はいますか? 間違ってもいいから、自分の言葉でどうぞ。…He is nervous, because……. Let’s try!」
しばらく手が挙がらない中、一人の生徒が思い切って手を挙げました。
生徒「He is talking about his movie next week.」
先生「Good. Very close! ~しなければならない、という時はhave toを使うといいですね。この場合はhas toだから…?」
生徒「He is nervous because has to talk about his movie next week.」
先生「Good job!」
内容は概ね合っていましたが、より正確に伝えるための細かい表現や、最近習ったばかりで使える表現を、先生が補足していきます。勇気を出して手を挙げた生徒は、自分の考えた答えが間違っていなかったことを確認でき、さらに正確な表現方法を覚えることができました。
自分の言葉で説明するのは中学生にとってはハードルが高いですが、このようにスモールステップで自分なりに英語を使って説明する練習を重ねていきます。「自分なりに」チャレンジした分、「自分の言葉として英語を学べる」のが、MEL Schoolのレッスンの特長の一つです。
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➡昨年度のJunior-3クラス<要約レッスン>の成果
➡「基礎英語レベル1」のMEL式活用法
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