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「思考力+伝える力」MJコース始動!#5
今月は、4月に開講した「国語専門MJコース」(本科コース・小5~中学生)の様子をご紹介していきます。「自分で考え、伝える力」を育てるレッスンとは? 特別講師の狩野みき先生による、唯一無二のレッスンを覗いてみましょう。
1)「読む」と「聞く」はどう違う?
初回クラスで最初に取り組んだのは、谷川俊太郎さんの詩「かっぱ」の音読です。文字は見ずに、1行ずつ先生が発話し、生徒たちは「間違えないよう」細心の注意を払いながら、先生の後をリピートします。
「かっぱらっぱかっぱらった」
「かっぱなっぱいっぱかった」
韻をふんだユニークなフレーズに戸惑いながらも、必死で繰り返そうとする生徒たちに「これが集中することです」と先生。学校で授業中に<集中しなさい>と言われることはあっても、<集中することとはどういうことか>を教えてもらう経験はほとんどないのではないでしょうか? 先生の一言で生徒たちは、このように五感をフル活用して授業に向き合えばよいのだと、体感できたようです。
次に、スライドで「かっぱ」の詩を見せた先生は、「読むこと」と「聞くこと」の違いについて生徒たちに尋ねます。
生徒A「体の使う場所が違う」
生徒B「こういう早口言葉のようなものは、耳で聞いた方がわかりやすい」
生徒C「ひらがなばかりだから読みづらい」
先生「じゃあ、もっと読みやすくするためにはどうすればいい?」
このクラスのレッスンに「正解」はありません。生徒たちは自由に発言し、先生は「どうしてそう思うの?」「では、どうすればいい?」と生徒たち自らの言葉で、さらに考えを引き出していきます。
2)ひらがな・カタカナ等「表記」が変わると感じ方は?
次のテーマは、表記による感じ方の違いについてです。「こころ・ココロ、心、kokoro」など、「ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字」に変えてみると、感じ方はどう変わるのか、グループにわかれて10分間ディスカッションを行った後、クラスで発表しました。
グループA「同じ言葉でも、カタカナ・ひらがな・漢字・ローマ字にすると、発音やイントネーションが変わってくる。イントネーションが変わると思いもかわってくるのでは?」
グループB「もらった手紙という前提で考えてみました。全部カタカナだと雑な感じ、ひらがなだと心がこもっている感じ、漢字を使うと丁寧に書いてくれた感じ。ローマ字だと読みにくくてカッコつけている感じ」
グループで話し合いながら、自分たちなりの考えをまとめて発表していた生徒たち。自分が「表記の違いでどう感じるか」を深く考えることで、他者に「どう表記すれば自分の思いを正確に表現できるのか」という気づきがあったようです。
初回レッスン後半の様子は、次回へ続きます。
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*MJコースのお問い合わせはその旨お書きください。
➡「国語専門MJコース」で培う「6つの力」とは?
➡全教科に通じる「国語力」を高める理由
➡「国語専門MJコース」開講秘話
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1)「読む」と「聞く」はどう違う?
初回クラスで最初に取り組んだのは、谷川俊太郎さんの詩「かっぱ」の音読です。文字は見ずに、1行ずつ先生が発話し、生徒たちは「間違えないよう」細心の注意を払いながら、先生の後をリピートします。
「かっぱらっぱかっぱらった」
「かっぱなっぱいっぱかった」
韻をふんだユニークなフレーズに戸惑いながらも、必死で繰り返そうとする生徒たちに「これが集中することです」と先生。学校で授業中に<集中しなさい>と言われることはあっても、<集中することとはどういうことか>を教えてもらう経験はほとんどないのではないでしょうか? 先生の一言で生徒たちは、このように五感をフル活用して授業に向き合えばよいのだと、体感できたようです。
次に、スライドで「かっぱ」の詩を見せた先生は、「読むこと」と「聞くこと」の違いについて生徒たちに尋ねます。
生徒A「体の使う場所が違う」
生徒B「こういう早口言葉のようなものは、耳で聞いた方がわかりやすい」
生徒C「ひらがなばかりだから読みづらい」
先生「じゃあ、もっと読みやすくするためにはどうすればいい?」
このクラスのレッスンに「正解」はありません。生徒たちは自由に発言し、先生は「どうしてそう思うの?」「では、どうすればいい?」と生徒たち自らの言葉で、さらに考えを引き出していきます。
2)ひらがな・カタカナ等「表記」が変わると感じ方は?
次のテーマは、表記による感じ方の違いについてです。「こころ・ココロ、心、kokoro」など、「ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字」に変えてみると、感じ方はどう変わるのか、グループにわかれて10分間ディスカッションを行った後、クラスで発表しました。
グループA「同じ言葉でも、カタカナ・ひらがな・漢字・ローマ字にすると、発音やイントネーションが変わってくる。イントネーションが変わると思いもかわってくるのでは?」
グループB「もらった手紙という前提で考えてみました。全部カタカナだと雑な感じ、ひらがなだと心がこもっている感じ、漢字を使うと丁寧に書いてくれた感じ。ローマ字だと読みにくくてカッコつけている感じ」
グループで話し合いながら、自分たちなりの考えをまとめて発表していた生徒たち。自分が「表記の違いでどう感じるか」を深く考えることで、他者に「どう表記すれば自分の思いを正確に表現できるのか」という気づきがあったようです。
初回レッスン後半の様子は、次回へ続きます。
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