2024年度英検「要約」の準備学習を！メル式NEW英検学習法＃３
0422-27-5366
〒180-0006 東京都武蔵野市中町2-3-5 IIHA武蔵野1階
電話受付/月〜金 9:00-18:00
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2024年度英検「要約」の準備学習を！メル式NEW英検学習法＃３
英検２級以上に新しく追加された難題！
「要約」問題を解くには？ 3～5級の
小中学生も＜日本語の要約＞から始めよう！
2024年度から英検がリニューアルされます。今回は２級・準１級・１級に導入される「要約」問題について、メル式NEW英検学習法をご紹介します。問題文（長文）の内容を指定のワード数で要約する英作文の課題です。日本英語検定協会が紹介している「出題例」を見ると、
となっています。各級の勉強をしていれば、内容は理解できると思いますが、要旨を既定のワード数にまとめるためには、要約をする文章を読み、文章全体で「なにを伝えたいのか」をつかみ取る＜読解力＞が不可欠です。さらに、重要な箇所をピックアップし、ただつなぎ合わせるだけではなく、それらの具体例を抽象化した言葉に置き換える＜語彙力や表現力＞も必要になってくるため、一夜漬けの「対策勉強」で身に着けるのは極めて困難と言えるでしょう。
文章の内容を正しく理解して要約するためには、小中学生の頃からまずは日本語で、言葉を正しく理解して運用できる「国語力」をしっかり育てておくことが必要です。今回は、＜将来的に英検２級以上を目指す小中学生の学習方法＞について、メルスクールのレッスンを例に挙げて「小中学生のための要約学習～インプット編」としてご紹介します。
日本英語検定協会の2024年リニューアルに関する特設サイトはコチラ
★小中学生のための「英文要約」学習～インプット編
現在メルスクールでは、小学生対象Junior-1クラスから中高生対象のJunior-4クラスまで、NHKラジオ講座「中学生の基礎英語」のテキストを使った「要約」の練習を毎回行っています。内容はそのクラスの生徒たちの成長に合わせて、少しずつ無理なく段階的にレベルアップしていきます。小学生の子供は好奇心やアピールしたい気持ちが強く、伝えるべきことの要旨を適切にまとめられなくて当たり前です。発言を決して否定せず、＜言いたいこと、気づいたこと、思いついたこと＞をまず全部話させて、「要旨＝何が言いたいのか」は大人が「つまりこういうことかな？」と子供の話を要約して確認し、＜要約のお手本をインプットする＞時期なのです。今回は、要約文を書く前段階のトレーニングを行っている、小・中学生対象のJunior-１とJunior２クラスのレッスンをご紹介します。
Junior-1 絵を見て日本語と英語でキーワードを答える（小学生）
メルスクールのレッスンでは、「基礎英語レベル１」の本文を聞く前にテキストに日本語で書いてある「場面の説明」を必ず確認します。場面設定をしっかり理解するための大切なステップです。その次にイラストを見て、どんなことが言えるかを問いかけ、英語と日本語を交えてクラスで考えます。これは生徒たちから＜本文のキーワードを引き出す＞ための質問です。最初は、生徒は日本語で答えてもよく、先生が英語で言い直して発音させながら、一つ一つ丁寧に教えていきます。慣れてくると次第に、簡単な英単語や文章で答えられるようになっていきます。このようなＱ＆Ａは、要約作文を書く準備として不可欠な「キーワードをとらえる」「要旨をつかむ」ためのトレーニングです。
Junior-２ 要約のお手本をディクテーション（小６～中学１年生）
Junior-１と同様に、本文を聞く前にテキストに日本語で書いてある「場面の説明」を必ず確認します。高校入試の英語の問題などもそうですが、場面設定をしっかり理解することは大切なステップであることを毎回体験します。そしてイラストについて英語で言えることを生徒たちが発言していきます。先生の話では、4月から初心者で英語学習を開始した中学1年生も半年経った10月ごろからは正確な英語で場面に相応しい英文が言えるようになってくるとのことです。「基礎英語レベル１」の本文を聞いた後にテキストのイラストを見てＱ＆Ａを行います。質問内容はJunior-１よりレベルアップするので、より深い理解や詳細な表現方法を身に着けていきます。先生は英語で質問し、生徒も英語で答えます。さらに、このクラスでは基礎英語の要約内容のディクテーション（英文を音声で聞きながら英語で書きとる練習）をします。この練習を繰り返すことで、要約のモデルを自然に覚えていきます。
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