繰り返し＜過去問オンリー＞でOK！

「問題と解答」を音読・書いて覚えよう

大学入試でも活用できる英検。MEL School では定期的に英検でスコアの測定を行なっています。

「英検対策に、どんな勉強をすればいいですか？」という質問を受けて、MEL Schoolの先生がオススメするのは、「過去問オンリー勉強法」です。過去問のテキスト1冊あれば十分。単語集も、文法問題集もいりません！

★英語力を高めるために英検を活用して勉強しよう★

「あなたはどうして英検を受けるの？」

英検受検を予定しているお子さんは、何と答えますか？

A:「自分の英語力を試したいから」「英語力を伸ばしたいから」「受験に有利になるから」

と、自発的に受検するタイプ

B：「学校（塾）で受検させられるから」「なんとなく…周りが受けるから」

と、自分の意思ではなく受検するタイプ

英検受検の本来の目的は「英語力を高めるため」であり、「英検合格を目標と設定して計画的に勉強する」こと。ゆえに、A、Bどちらのタイプのお子さんにも、「英検」にチャレンジすることには、下記のようなメリットがあります。

１）過去問を解くことで、自分の得意・不得意な分野を認識でき、苦手分野を復習することができる。

２）日頃から英語の予習復習ができていない生徒も、英検をきっかけに目的意識を持って学べる。

３）習っていない単元でも、過去問の例文で新しいフレーズを覚えられる。

英検は級に分かれているので、自分の学力に合った級の過去問題を解くことは、今勉強（復習）すべきピッタリの内容になっています。これはTOEIC®︎のような一つの指標のテストとは大きく異なる英検の特徴です。ぜひ、過去問の7〜8割がとれるようになるまで何度も解き直しましょう。合格すれば資格が得られるので、学びのモチベーションも高まります。なかなか勉強が進まないお子さんには、「一日５問」など、必ずやり遂げられる量を一緒に決めて、毎日できたら「頑張ってるね」「その調子！」と労いの一言をかけてあげてください。

MELでは「英検合格のための対策勉強」ではなく、「英語力が高まる英検の勉強法」として「過去問オンリー勉強法」を推奨しています。それでも、保護者の方から「文法や単語を勉強させなくていいのですか？」という質問が多く寄せられると言います。

「英語は＜単語＞＜文法＞だけを取り出して勉強しても、実用的な英語コミュニケーション力は身につきません。まず、英検の過去問を解いて答え合わせし、解答の正しい文を音読したり書き写したりすることで、文章に含まれる＜単語＞や＜文法＞、それらの使い方を同時にインプットします。さらに繰り返し解いて何度も読んだり書いたりしてアウトプットすることで、単語や文法を使いこなせるようになるのです」

★英検受検の目的➡英語力を高めること。そのために勉強すること

★受検結果➡「現在の実力」と「今後の課題」の確認

次回以降は、英検の問題パターン別の勉強法についてご紹介します。

NEXT➡英検勉強法　実践編「文法問題にトライ」

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