繰り返し＜過去問オンリー＞でOK！

文法問題は復習しながら繰り返し学習

【MEL流★英検勉強法】＃1はこちら

「英検対策に、どんな勉強をすればいいですか？」という質問を受けて、MEL Schoolの先生がオススメするのは、「過去問オンリー勉強法」です。過去問のテキスト1冊あれば十分。単語集も、文法問題集もいりません！　今週は英検の文法問題の勉強法についてご紹介します。

 

実践編１

未履修の範囲を含む級を受検する人向け

 

前の級を合格したので、一つ上の級に挑戦したい。でも、出題される文法を学校でまだ習っていない。そんな人には、この方法がおススメです。英検の問題は公式サイトからプリントアウトできますが、必ず「日本語訳が載っている問題集」を購入して勉強しましょう。

 

★大問１語彙・文法問題の勉強法★

１）毎日5問ずつ解く。

２）翌日からは、昨日の問題を5問解いてから、新たに5問を解く。

３）1週間かけて問題を解き、間違いがなくなるまで繰り返す。

４）終わったら別の年度を同じ方法で解く。

 

★大問1語彙・文法問題の解き方★

１）選択肢だけを、すべて声に出して読んでみる。

２）問題文を読んで、大体の意味をとらえる。

３）問題文や選択肢の中に、わからない単語があれば調べる。

※それでもわからなければ、問題集の「解説」に載っている日本語訳を読んで、問題文の内容を理解する。

４）わかったら答えを書き、答え合わせする。

５）正解の文を何度も音読して覚える。

６）音読しながら文章を書いて覚える。

 

★わからない問題を勉強するコツ★

「最初から答えを＜あてずっぽう＞で書かないこと」

習っていない単語や文法がある場合は、＜カン＞だけで適当に問題を解かないでください！　適当に記号を選んで書いただけで、「勉強をした気になってしまう」のが落とし穴です。まず、言葉の意味や訳を読んで理解し、正解の選択肢を入れた「正しい文章」を丸ごと音読し、書いて覚えましょう。

 

「その級でよく出題される単語や表現、文法が含まれた例文なので、例文として覚えて損はありません。英検の勉強をすることは、新しい英文にたくさん触れるいい機会です。何度も音読して書けるようになり、続ければ必ず合格します！」と先生は断言します。

「自分に合った級を受検すれば、学校の教科書や問題集と類似する問題が多く、習っていない文法も予習にもなり、学校の成績アップにもつながりますよ」

 

一日にたくさん問題を解くことより、一つ一つの問題文を覚えるように勉強していきましょう。

 

実践編２

履修済みの級を受検する人向け

 

前の級を8割以上のスコアで合格していることが前提条件です。例えば、3級を受けるなら、4級の8割以上のスコアが取れている人の場合です。前回惜しくも合格できなかった人も、この方法で勉強してみましょう。

 

１）一度問題集を問いてみる。

２）採点して、苦手な分野を繰り返し解きましょう。

※実践編１と同様に、問題文ごと何度も音読・書いて覚えましょう。

※なんとなく選んで回答を迷った問題も、問題文ごと何度も音読・書いて理解を深めましょう。

３）全問正解できるようになったら、他の年度を解いてみましょう。

 

英検は、あくまでも「英語力をアップする」ことが勉強の目標です。決して「一夜漬け」ではできません。毎日少しずつコツコツ繰り返して、英語力をアップして合格を目指しましょう。

 

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