英検の見直しで「伸びしろ」をチェック！

「間違い探し」は気づきの宝庫

 

10月の英検を受検したみなさん。

英検の合否結果だけを見て、一喜一憂していませんか？

「合格してよかったー」

「落ちたからもういいや…」

など、「合否」だけを確認しておしまい。…では、もったいない！

今月は「英検」の効果的な活用法について、ご紹介していきます。

 

ケアレスミスorうろ覚えor未学習？

間違いの「原因探し」が得点アップの鍵！

 

合格した人もぜひ、取り組んでくださいね。

間違いの「原因探し」こそが、これからの最も効果的な＜ｍｙ勉強法＞を教えてくれます。

 

STEP2：「間違いの原因別」に対応策を見つけよう！

 

間違いの種類を大きく３つにわけて、対応策を見ていきます。

１）ケアレスミス

問題文の読みとばしや、似た単語と間違えて読んで意味を取り違えていたなどありませんか？　また、選択問題は最後の4つ目までしっかりと読んでから選びましたか？　「うっかり間違い」が多い人は、「問題文（選択肢）を最後まで読む」ことを徹底しましょう。テストの時に落ち着いて取り組むように心がけて、マークシート用紙への転記ミスや、はみだしにも気をつけましょう。

 

２）うろ覚え間違い

選択肢から2択まで絞り込んだけれど、最終的にカンで決めた！　という人は、たとえ正解だったとしても、「迷った問題をチェック」しておきましょう。まず、どうしてこの答えになるのか、解説を読んでみましょう。それでもわからない人は、学校や塾の先生に聞いてみましょう。「なるほど！」と納得できるまで質問して、次は迷わず選べるように、しっかり理解しておくこと。習ったけれど忘れてしまっていた英単語があれば、例文ごと単語帳に書いて「覚えるリスト」に入れておきましょう。

 

３）未学習

「この問題、チンプンカンプンだった…」という場合。学校で習ったけど、よくわからないまま受検してしまったという単元はありませんか？　また、学校の進度より上の級を受けた人は、間違えた問題が「未学習」だったのではないでしょうか？　全く未学習の英単語で意味が分からなかったということもあるでしょう。

• ●未学習（理解不足）の文法の範囲を確認

➡教科書や参考書（問題集）などをしっかり読んで、わからなければ学校や塾の先生に質問に行きましょう。

• ●わからない単語をチェック

➡例文ごと単語帳に書いて「覚えるリスト」に追加。

 

「未学習（理解不足）」の文法表現は、「これから学ぶべきテーマ」でもあります。まさに、ここが「のびしろ」なのです。この学習法については、次回改めて詳しくご紹介します。

 

間違い直しを嫌がる生徒は多く、「しない」という生徒の方が多いかもしれません。「解き直しをしても、わからない！」と質問に来る生徒に、ほんのちょっとヒントを与えるだけで、「なんだ～！これ、ほんとはできたのに…」と悔しがる姿を見てきました。点数だけを見て落ち込むきっかけにしないでほしいと思います。解き直すことで、本当はとけたはずの問題だったと気づき、次のテストに向けて自信をつけるきっかけにもなるのです。間違いの原因をしっかり見極めて、ぜひ次へのステップにつなげてください。

 

「テストの見直し」については、学校の定期テストでも同じです。ぜひ活用してみてください。

 

英検勉強法もぜひお読みください！

 

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