2024年度から英検がリニューアル

NEW「英作文問題」のポイントは？

＜自分の意見を英語で伝える力＞

2024年度から英検がリニューアルされるというニュースが今、話題になっていますね。新学習指導要領のもと小中高校の教科書が改訂され、学校では「実際に英語を使ってコミュニケーションする場面を想定した学び」へと学習内容が変化しています。つまり、英語をただ「知識として学ぶ」のではなく、コミュニケーションツールとして「使いこなせるまでに習得する」ことが学習の「めあて（ゴール）」ということです。2024年度にリニューアルされる英検の変更点を見ると、新学習指導要領に即した変更だということがわかります。

では、具体的にどんな点が変更されているのでしょう？　今回変更するのは１級～3級までですが、どの級にも「作文問題」が１題追加されています。といっても、ただ日本語を英語に翻訳するだけの問題とは異なります。「メールの内容を理解して自分の言葉で返答する」という問題や、「資料等を読んで要旨をまとめ、それに対する自分の意見を正確に伝える」といった問題です。

これらの英語力を身に着けるには、日常的に相手に聞かれたことに即座に英語で答えたり、長文を読んで英語で要旨をまとめたり、といった訓練が必要です。このような英語力は「英検対策勉強」だけではなかなか身に着きません。また、単に「英語力」だけではなく、日ごろからニュースなどで見聞きしたことに、自分なりに考えて意見を持つ「思考力や判断力」も同時に身に着けておく必要があるでしょう。

メルスクールのレッスンでは、先生とのやり取りやペアワーク、グループワーク等の会話や、チャットでの質問やコメントも自分が今知っている英語を使って行っています。「この単語（表現）でいいのかな？」と不安に思っても、とりあえず発言すれば、より的確な単語や表現を先生が教えてくれるので、間違いに臆することなく発言でき、日常的に英語でコミュニケーションをとるトレーニングができるのです。

次回は、リニューアル後の英検の「英作文問題」について、さらに具体的に級ごとに対応した＜メル式学習法＞についてご紹介します。

NEXT⇒2024年度リニューアル後の英検にも対応！メル式NEW英検学習法＃１

2023年度第二回の英検を受検した方はコチラもご参照ください！

2024年度英検リニューアルの参考HPはコチラ（外部リンク）

英ナビHP

日本英語検定協会HP