ある日のMELレッスンから#51

Live presentationも大成功！
文法もスモールステップで学習中

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Junior-1クラス（小学５～6年生対象）では、第3回目の ライブプレゼンテーション が行われました。今回のテーマは「Winter vacation」です。”I want to ～” の表現を使って、冬休みに「行きたい場所」や「やってみたいこと」を発表しています。

I want to go to my grandpa‘s house.
I want to enjoy making a snowman.
I want to see my grandparents.
I want to eat ‘Momiji manju’.
Let’s go to a hot spring.

全員がスピーチを暗記して、前を見て堂々と発表し、英語らしい発音でスラスラとなめらかにスピーチできています。8月のプレゼンテーションでは、スピーチの途中で発音の言い間違えがあったり、スピーチを忘れてしまう場面もあると、その都度先生がサポートしていましたが、全員が自分だけの力でスピーチできていました。一人一人が、前回よりもさらに練習を重ねてきたのでしょう。先生は  “Good job!”　 “Great job!” と笑顔で称賛するばかりです。夏休み明け最初のレッスンで行われたプレゼンテーションと比べると、発音も格段によくなり、3か月間の成果が伺えます。

昨年度から施行された新学習指導要領により、これまで中学生で学習していた “I want to～” の表現を、小学生で学習することになっています。一度学習しただけでは定着が難しい表現や文法も、MELのプレゼンテーション活動で「自分の言葉として使ってみる」を繰り返し、中学生になる頃にはすっかり使いこなせるようになるのです。

本格的な文法の学習は中学生になってから（Junior-2クラス以上）ですが、小学5， 6年生対象のこのJunior-1クラスでも、テキストとして使用している「中学生の基礎英語レベル１」「Winpass」に登場する文法的要素については、丁寧に解説をして生徒たちの理解を深めています。

今年度2021年度から中学校でも新学習指導要領が施行され、学習内容が前倒しとなり、昨年度までの約1.5倍の量を一年で学習することになっています。1学期でbe動詞、can、一般動詞をほぼ同時に学習するため、文法的理解が不十分で混乱しているという、現中学1年生の生徒からの相談も多いそうです。このような問題を解決するためには、文法的な学習を小学校高学年からスモールステップで積み重ねていくことが必要です。

「中学生の基礎英語レベル１」の学習内容も同様にレベルアップしていて、今回のレッスンでは「現在進行形」や、「過去進行形」が登場していました。

先生は、生徒たちの理解に合わせて、進行形の「be動詞＋～ing」の「be動詞」に絞って詳しく解説をしています。
生徒たちは順番にあてられ、1文ずつテキストの文章を音読すると、
「この中のbe動詞はどれかな？」と先生。
「He の後のisです。」「are？」「wasです。」
生徒たちは、自分やクラスメートの見つけた「be動詞」を確認しながら、「be動詞」とはなにか、どんな使い方をするのか、主語との関係などを、感覚的に掴んでいきます。

音読しながら「be動詞」に触れることで、文法を学ぶ「基礎」を固め、中学生で文法を習った時に苦手意識を持つことなく、自信を持って英語力を伸ばしていけるのです。

MEL Schoolでは、今年度新学習指導要領をスタートした教育現場や生徒たちからの声をもとに、来年度はさらにカリキュラムをブラッシュアップします。詳細は次週ご紹介します。

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