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ある日のMELレッスンから#61
今月はMEL SchoolのJunior-3(中学1~2年生対象)クラスで行われている<リテリング>(Retelling 自分の言葉で内容を説明する)のレッスンをご紹介します。このクラスでは毎回、「中学生の基礎英語レベル1」をテキストに用いて、自分なりに本文の内容を英語で説明するトレーニングを行っています。★2022年度の新カリキュラムについてはこちら
前回から1週間後のリテリング<Retelling>レッスン風景をご紹介します。今日は以下の3ステップで課題に取り組みます。前回のブログはこちら
Step 1 『中学生の基礎英語レベル1』1週間分のストーリーを聞きながらメモをとる
先生:重要なキーワードをメモしてください。英語でも日本語でもOKです。メモは<未来への自分へのメッセージ>です。あとで見た時にわかるように見やすく書いてください。
これはリスニング練習です。日常生活で電話のメモをとったり、大学の講義でノートを取ったり、<聞きながらメモを取る>ことは、大切なスキルです。
Step 2 ペアにわかれて一人ずつ順番に、英語でストーリーの内容を簡潔に説明する
先生:次は、<先週のストーリーのあらすじ>を説明するつもりで、メモを見ながら英語でペアの相手に伝えます。1日分(1ページ)につき1~2文で、1分以内で簡潔にまとめてください。文法的にも正しい英語で伝えることを心がけましょう。
今度はスピーキング練習です。zoomのブレイクアウトルームを活用したペアレッスンでは、言い間違ってもすぐに言い直せばOKです。ペアで内容について説明し合うことで、互いの英語表現力をさらにブラッシュアップしていきます。
Step 3 先週のストーリーのあらすじを、edmodoにタイピングして投稿
先生:Write about the story. 今話した<あらすじ>を<edmodo>に投稿してください。スペリングにミスがないように注意してくださいね。
学習用SNS「edmodo」を活用した、ライティング練習です。投稿した文章は、先生がチェックして間違いを直してもらえます。
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さて、生徒たちの様子はどうでしょうか? ●Aさん 「Any volunteers?」ペア練習の前にリテリングのお手本を先生が促すと、手を挙げたAさんは、メモを見て文章をその場で考えながら、英語で説明しています。文法の間違いや足りない言葉などは、随時先生が補足しています。先週も積極的に手を挙げていたAさんですが、前回に比べて格段にスラスラと言えるようになっています。「Good job! かなり詳しく説明してくれましたね。次のペア練習では5~6センテンスで、さらに簡潔にまとめてみましょう」。
●Bさん ペア練習の後の発表で、躊躇しながらも勇気を出して手を挙げたBさん。「簡潔に」という先生のアドバイスを心掛けながら、1日分につき1センテンスに要約して説明していました。先生が適宜補足を加えながら、Bさんは正しい言い方をリピートして確認していました。
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このクラスでは昨年度に引き続き、『中学生の基礎英語レベル1』をテキストに使用しています。中学1年生にとっては中2までの内容をカバーしているテキストの内容は理解するだけで精一杯でした。今年のテキストの活用方法は<リテリング>を行うことで、はるかにレベルアップしています。今まで習った文法や単語を活用して「リスニングした内容を即興で、英語で説明する」という練習は、「習ったことを使って覚える」トレーニングです。
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Junior-3で取り組んでいるリテリング<retelling>の練習は、Junior-4で習う「間接話法」の学習へとつながっていきます。間接話法を学ぶ時、ただ単に言い換えのノウハウだけを学習しても、<会話の内容を理解して伝える>という訓練をしていないと、実際に会話の中で活用することはできません。MEL schoolでは難易度の高い文法も、Junior-1からスモールステップで学習を積み上げていくことで、<自分の英語>として確実に身に着けることができるのです。
NEXT➡MEL式ステップアップレッスン<間接話法マスターへの道>
———————–
➡昨年度のJunior-3クラス<要約レッスン>の成果
➡「基礎英語レベル1」のMEL式活用法
24/04/05
24/03/15
24/01/08
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英文の「内容」を英語で伝えよう!
リテリング<Retelling>レッスン
今月はMEL SchoolのJunior-3(中学1~2年生対象)クラスで行われている<リテリング>(Retelling 自分の言葉で内容を説明する)のレッスンをご紹介します。このクラスでは毎回、「中学生の基礎英語レベル1」をテキストに用いて、自分なりに本文の内容を英語で説明するトレーニングを行っています。★2022年度の新カリキュラムについてはこちら
前回から1週間後のリテリング<Retelling>レッスン風景をご紹介します。今日は以下の3ステップで課題に取り組みます。前回のブログはこちら
Step 1 『中学生の基礎英語レベル1』1週間分のストーリーを聞きながらメモをとる
先生:重要なキーワードをメモしてください。英語でも日本語でもOKです。メモは<未来への自分へのメッセージ>です。あとで見た時にわかるように見やすく書いてください。
これはリスニング練習です。日常生活で電話のメモをとったり、大学の講義でノートを取ったり、<聞きながらメモを取る>ことは、大切なスキルです。
Step 2 ペアにわかれて一人ずつ順番に、英語でストーリーの内容を簡潔に説明する
先生:次は、<先週のストーリーのあらすじ>を説明するつもりで、メモを見ながら英語でペアの相手に伝えます。1日分(1ページ)につき1~2文で、1分以内で簡潔にまとめてください。文法的にも正しい英語で伝えることを心がけましょう。
今度はスピーキング練習です。zoomのブレイクアウトルームを活用したペアレッスンでは、言い間違ってもすぐに言い直せばOKです。ペアで内容について説明し合うことで、互いの英語表現力をさらにブラッシュアップしていきます。
Step 3 先週のストーリーのあらすじを、edmodoにタイピングして投稿
先生:Write about the story. 今話した<あらすじ>を<edmodo>に投稿してください。スペリングにミスがないように注意してくださいね。
学習用SNS「edmodo」を活用した、ライティング練習です。投稿した文章は、先生がチェックして間違いを直してもらえます。
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さて、生徒たちの様子はどうでしょうか?
●Aさん
「Any volunteers?」ペア練習の前にリテリングのお手本を先生が促すと、手を挙げたAさんは、メモを見て文章をその場で考えながら、英語で説明しています。文法の間違いや足りない言葉などは、随時先生が補足しています。先週も積極的に手を挙げていたAさんですが、前回に比べて格段にスラスラと言えるようになっています。「Good job! かなり詳しく説明してくれましたね。次のペア練習では5~6センテンスで、さらに簡潔にまとめてみましょう」。
●Bさん
ペア練習の後の発表で、躊躇しながらも勇気を出して手を挙げたBさん。「簡潔に」という先生のアドバイスを心掛けながら、1日分につき1センテンスに要約して説明していました。先生が適宜補足を加えながら、Bさんは正しい言い方をリピートして確認していました。
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このクラスでは昨年度に引き続き、『中学生の基礎英語レベル1』をテキストに使用しています。中学1年生にとっては中2までの内容をカバーしているテキストの内容は理解するだけで精一杯でした。今年のテキストの活用方法は<リテリング>を行うことで、はるかにレベルアップしています。今まで習った文法や単語を活用して「リスニングした内容を即興で、英語で説明する」という練習は、「習ったことを使って覚える」トレーニングです。
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Junior-3で取り組んでいるリテリング<retelling>の練習は、Junior-4で習う「間接話法」の学習へとつながっていきます。間接話法を学ぶ時、ただ単に言い換えのノウハウだけを学習しても、<会話の内容を理解して伝える>という訓練をしていないと、実際に会話の中で活用することはできません。MEL schoolでは難易度の高い文法も、Junior-1からスモールステップで学習を積み上げていくことで、<自分の英語>として確実に身に着けることができるのです。
NEXT➡MEL式ステップアップレッスン<間接話法マスターへの道>
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➡昨年度のJunior-3クラス<要約レッスン>の成果
➡「基礎英語レベル1」のMEL式活用法
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